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あしあと

    最近の星の世界(2014年12月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:12206

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    ☆最近の星の世界から☆

    回る地球の画像


     季節はとうに冬ですが、秋が深まると無意識のうちに眺めている天体があります。
     今回は、そのいくつかをご紹介します。

    アンドロメダ銀河(M31)

     私たちの地球がある銀河系とアンドロメダ銀河を中心にして、半径300万光年の中に「局部銀河群」が形成されています。そこには、およそ50の小宇宙が集まっており、その中ではアンドロメダ銀河が最大です。少し小さい弟分である銀河系から230万光年の彼方にありますが、本格的な銀河としては最も近い距離にあります。

     ・・・あの中に、どんな宇宙人がいるんだろうなぁと、いつも想像して眺めています。

    アンドロメダ銀河の写真


     口径15cm望遠鏡

     2014.11.22. 19:17 ISO3200

     露出30秒×7枚(合成)

    さんかく座銀河(M33)

     アンドロメダ銀河の近くに「さんかく座」があり、そこには同じ局部銀河群の一つであるM33があります。写真写りが良くて有名な銀河ですが、予想しているより暗く、写真判定になってしまいます。距離はM31より少し遠く、250万光年彼方の天体です。

    さんかく座銀河の写真


     口径15cm望遠鏡

     2014.11.22. 19:36 ISO6400

     露出30秒×5枚(合成)

    ペルセウス座の二重星団

     カシオペア座とペルセウス座の中間に、肉眼でも何やらぼんやりしたものが見えます。そこは二つの散開星団が集まっているところで、二重星団といいます。望遠鏡で眺めると、青い星あり、キンカンのような赤っぽい星ありで、飽きることがありません。

      それぞれに200個近い恒星が集まっています。地球からの距離はおよそ7000光年で、銀河系の中の天体です。

    ペルセウス座の二重星団の写真


     口径15cm望遠鏡

     2014.11.22. 19:44 ISO6400

     露出30秒

    すばる:プレアデス星団(M45)

     清少納言の枕草子には、「星はスバルよね」と書かれています。古来より有名な天体で、ヨーロッパでは「7人の娘さんが森の中で踊っているところ」とされています。

     青白いのは星の温度が高いから。核融合が普通の星より激しいので、早く星の一生が終わるだろうといわれています。もちろん、星の世界の話なので、私たちの生きている間は何の心配もいりません。

    すばるの写真


     口径15cm望遠鏡

     2014.11.22. 19:56 ISO6400

     露出30秒×3枚(合成)

    お問い合わせ

    尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)
      開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)/夜間【好天時のみ】19時00分~21時30分(金曜・土曜)
      TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525 E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp