郷土室第10回ミニ展示開催のお知らせ
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●「宝暦10年の馬越峠の石畳整備史料を読む」開催について
〇日 時
令和6年11月22日(金)から令和7年2月2日(日) 9:00~20:30
(12月27日~令和7年1月3日は年末年始休館日のため御覧いただけません)
〇場 所
尾鷲市立中央公民館1階 展示室
〇内 容
郷土室では、令和6年度のミニ展示3回目として「宝暦10年の馬越峠の石畳整備史料を読む」を開催いたします。
開催中の常設展示で馬越峠の関連古文書として、宝暦10(1760)年2月に中井浦ら3カ在が紀州藩に対して馬越峠の石畳道整備の費用負担を願い出た「普請願い」と、宝暦11(1761)年正月晦日に紀州藩が一部費用の支給決定を通達した「回答書」をご紹介していますが、来館者様から「紀州藩の回答がなぜ1年もかかったのか?」とのご質問をいただいておりました。
そこで「尾鷲組大庄屋文書」の調査を行った結果、空白の1年間に藩と尾鷲組の間でやり取りが行われていたことが分かりました。また、整備工事の様相を知ることができる史料も確認できました。
石畳道整備の費用補助を巡って紀州藩と尾鷲組の間で一体何があったのか・・・。配布資料もご用意しておりますので、ぜひ展示に足を運んでいただき、その真相をお確かめください!