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あしあと

    最近の星の世界(2010年11月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:5267

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     尾鷲市は雨が多いですが、その分晴れた日は空気が澄みきっており、スター・ウォッチングをするには最適です。
     そんな素敵な星の世界をご紹介します!

    ☆ アンドロメダ座の大星雲(M31) ☆

    秋になると、天頂附近にアンドロメダ座が見えてきます。
    ペガススの四辺形の左下の星「アルフェラッツ」が、お姫様の頭にあたります。
    ここから東へ左腰の星「ミラク」をたどり、北へ少し進むと、私たちの銀河と対をなすアンドロメダ星雲が、ぼんやり見えてきます。
    (写真と文:尾鷲市天体観測指導員  湯浅祥司さん)

     

    肉眼で観測すると・・・


    距離はなんと230万光年!
    肉眼で見ることのできる、もっとも遠い物体です。
    肉眼では、こんな感じで見れます
    右上の青い星がアルフェラッツ。下の黄色い星がミラク。
    ※薄曇りで写しました。星の色がよくわかるからです。

    ○データ:2010.11.2
         Noct Nikkor 58mm
         2.8に絞る ISO 6400 露出20秒

     

     

    4倍弱の双眼鏡で観測すると・・・


    4倍弱の双眼鏡では、星雲がくっきり見えてきます。





    ○データ:2010.11.2
         Nikkor 180mm/F2.8
         ISO 6400 露出20秒

     

     

    天体専用のシュミットカメラで観測すると・・・


    天体専用のシュミットカメラでは、見事な姿を現しました。
    写っている星は、銀河系内のもの。
    何もない空間がおよそ230万光年続いて、ようやく星雲に到着します。




    ○データ:2010.11.2
         口径25cm F2.5 Schmidt Camera
         コダックTP4415(水素超増感処理)露出15分

     

     

    お問い合わせ

    尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)
     開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)/夜間【好天時のみ】19時00分~21時30分(金曜・土曜)
     TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525
     E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp