子育て

　年間4,000mmもの雨が降り、雨の町として有名な尾鷲。ところが2020年までの過去30年間の平均間日照時間は東京より長いのです。つまり「激しい雨の日もあるが、晴れた日も多い」ということです。尾鷲は、熊野灘の黒潮がもたらす海洋性気候の地。さわやかな夏と温暖な冬は、穏やかな生活と子育てに最適です。

　尾鷲では、海と山が身近な存在。そんな海や山が、子どもたちの学びと遊びの教室になります。磯の魚やカニ、山道で出会う鳥や植物はもちろん、澄んだ夜空の星、尾鷲名物の激しい雨も自然を学ぶ生きた教材。磯でびしょ濡れになって、山道を駆け回って、たくましい"わんぱく"が育ちます。

　わが国では、肉食中心の食生活による肥満などの生活習慣病が子どもたちにも広がっています。尾鷲市内の漁港に水揚げされる新鮮な魚は、高タンパク低脂肪。さらに尾鷲名産のブリ、マグロ、サバ、サンマ、カツオなどに含まれる不飽和脂肪酸ＤＨＡには脳の発達、ＥＰＡには中性脂肪の蓄積防止などの効果があるといわれています。

　尾鷲の人は、他人を放っておけません。人情に厚い″おせっかい″が揃っています。特に子どもはまちの宝、地域で育てるのが尾鷲流。地域に密着したさまざまな子育てイベントやアクティブな子育て支援サークルもあり、若いパパ、ママにとっては、頼もしい限りです。

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