4月
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4月8日に着任式・始業式をおこない、その後に入学式を実施しました。いよいよ新しい年度のスタートです。子どもたちは、入学、そして新しい学年に進んだという希望や喜び、そして「がんばらなくちゃ!」といった若干の緊張感も感じている様子です。


入学式翌日の4月9日(火)から19日(金)までの9日間、始業前の10分の時間を利用して、6年生の児童たちが、1~2年生の11名の児童たちに絵本の読み聞かせを行いました。
これは例年行っている取組なのですが、今年度6年生の児童はたった5人しかいません。それでも3人1組でローテーションを組み、1年生に少しでも早く小学校に慣れてもらおうという気持ちも込めて、毎朝一生懸命この読み聞かせに取り組んでくれました。

「上級生(特に6年生)が下級生に常に優しく接し、親身になって教える」ことが、ほぼ「当り前」になっている。
「優しく教えてもらってできるようになる」ことは、下級生にとって「自分がとても大切に扱ってもらってこんなに成長した」という「自己肯定感(自尊感情)」の獲得につながります。また、「一生懸命教えて、その人ができるようになる」ことは、上級生にとって「自分はだれかの役に立っているんだ」という「自己有用感」の高揚につながります。この2つの感情の感得は、学校におけるすべての教育活動の「土台」でもあり、よりよい相乗効果を生み出すための「目標」でもあります。