フランス菓子職人 島田 進 さん
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パティシエ・シマ 代表取締役 フランス菓子職人 島田 進(しまだ すすむ) さん
美しさと美味しさにこだわり 日本フランス菓子界のトップパティシエ
2012年7月1日よりおわせ観光大使に就任された島田進さんは尾鷲高校出身者。
画家を目指して絵の勉強に励んでいたところ、当時六本木にオープンしたばかりの日本で最初のフランス菓子専門店「A.ルコント」と運命的に出会い、3年間勤務した後渡仏されました。
フランスに約3年間滞在した後、フランスの一流レストラン「マキシマム・ド・パリ」銀座店のシェフパティシエを務め、その後「A.ルコント」に総製菓長として迎えられ、日本にフランス菓子を広めた第一人者アンドレ・ルコント氏の片腕としてご活躍されました。
1998年、麹町に「パティシエ・シマ」をオープンし、クレームアンジュ、クレームブリュレ、石畳(生チョコ)など数々のフランス菓子を世に送り出しヒット商品となりました。
さらに2004年には2店舗目となる「ラトリエ・ド・シマ」をオープンされます。
お菓子を通じフランスの豊かな食材・食文化を日本中の人に届けたいという島田氏の活動が高く評価され、2005年にフランス政府より農事功労章シュバリエを、2019年には農事功労章オフィシエを受勲されました。日本でこの称号を持つパティシエは数少なく、まさに日本フランス菓子界のトップパティシエの1人です。さらに、2023年には天皇陛下より春の叙勲「旭日小綬章」を受勲されました。
現在は、「フランス料理アカデミー日本支部」理事(国際的に権威あるフランス料理・菓子職人の団体)や日本のトップパティシエ・ブーランジェが集まり駐日フランス大使が名誉会長を務める「クラブ・ド・ラ・ガレッデロワ」会長、東京都洋菓子協会副会長、日本洋菓子協会技術指導部委員長なども務めており、フランスの伝統菓子普及に尽力されていらっしゃいます。
主な受賞歴
2005年 フランス政府より「農事功労章シュバリエ」を受勲
2017年 「現代の名工」として表彰
2023年 春の叙勲「旭日小綬章」を受勲