漫画家　あなしん さん

　2012年7月1日よりおわせ観光大使に就任されたあなしんさんは尾鷲市出身。

　2010年に少女漫画雑誌デザートにて漫画家としてデビューされました。

　講談社デザートの本冊、別冊に掲載した作品の中から、オムニバスシリーズとして4話をまとめて、初めての単行本になったのが「ユメコイ」です。

　その後、2012年には「あくまで恋しよう」、2013年には「ヒレントリップ」を刊行し、2014年4月号から2019年11月号まで長期連載された「春待つ僕ら」は単行本14巻の超大作となりました。

　また、同作は2017年に第41回講談社漫画賞少女部門にノミネートされ、さらに2018年に女優の土屋太鳳さん主演で実写映画化もされました。

　2021年6月号より「運命の人に出会う話」の連載が開始され、現在単行本3巻が発売されています。

「尾鷲での思い出は天狗倉山に登ったことです。
　小学校で登った時の事はもう昔過ぎてあまり覚えていないのですが（笑）、大人になってから父と登りました。
　父は運動のためのによく登っているのですが、そういう方が他にもいらっしゃって、すれ違う時に挨拶したり、
　自然がとても気持ちよく、頂上の達成感も登山素人には抜群で楽しかったです。

　尾鷲の魅力はやはり海の幸でしょうか。
　祖父が漁師だったので、小さい頃からおいしいお刺身が身近にありました。
　都会でもそれなりのお店に行けば水産物はとてもおいしいですが、それが尾鷲では毎日気軽に食べられていたことを
　思うと、とても幸せなことだったなぁと思います。」

「人間万事塞翁が馬」　「死ぬこと以外かすり傷」　「健康第一」

「このご時世なかなか大変なこともありますが、尾鷲は豊かな自然とおいしいご飯、
　とてもリラックスできるところです。

　身も心も休めて、ゆっくりゆったりお過ごしください。」

　尾鷲市生まれ。宮之上小学校、尾鷲中学校、尾鷲高校を経て、

　大阪、東京で暮らしながら漫画家を目指し、

　2010年講談社デザートにて漫画家デビューを果たしました。