尾鷲わっぱ
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45もの工程を手作業で、たった一人で仕上げる逸品

江戸初期尾鷲林業の振興とともに山林従業者が急増し、これらの人々の食器として木製曲げ物(わっぱ)が既に使用されていました。同じころカツオ漁も盛んとなり、漁師らも専ら食器に「わっぱ」を愛用しました。製作工程は45工程で入念に行われます。素性のよい尾鷲ヒノキ材を板に割り、水に浸けておき柔らかくしてから曲げ、桜の皮で継ぎ目を閉じ、漆を塗ります。純粋な漆はヒノキ材によく浸み、剥げることはありません。尾鷲わっぱは、平成6年(1994)10月19日には三重県指定伝統工芸品に認定されています。

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尾鷲観光物産協会:0597-23-8261