国市浜公園(くにしのはまこうえん)整備事業
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1.事業概要
本事業は、平成30年12月に廃止となった中部電力尾鷲三田火力発電所の広大な跡地(63万4千平米)を活用し、尾鷲市、中部電力、尾鷲商工会議所とオブザーバーとして三重県、三重大学が連携するなかで進めている「おわせSEAモデル構想」の一部をなすものであり、野球場や多目的スポーツ芝生広場、キッズパークなどの総合公園を整備するものであります。
紀勢自動車道、熊野尾鷲道路の開通に伴い、距離的・時間的に大都市圏から近くなり交流圏が拡大されたことで、東紀州地域が連携し、観光交流や各種スポーツ大会等を開催することにより、観光・スポーツ交流人口の拡大が求められている一方で、おわせSEAモデル構想においても、近隣市町と連携を図り、スポーツ振興を通じた地域活性化に資するとともに、市民の体力、健康づくりの場として、スポーツ拠点としての機能の強化を図り、親子3世代にわたり長く愛着が持てる施設として、誰もが安心して快適に多目的な利用ができる総合公園施設の整備を推進するものであります。

2.事業効果
東紀州地域にとって広域連携を進めるための一つのモデルとなるものであり、本事業により、東紀州広域5市町とそこにある既存施設との連携を図ることで、相乗効果によるスポーツ振興を通じた集客交流人口の増大と地域活性化、親子3世代の憩いの場の創出と市民の健康増進が大いに期待できます。

3.国市浜公園野球場
現在、尾鷲市営野球場移転に伴う「国市浜公園野球場」の建設工事について、令和8年3月の完成を目指し取り組んでいます。
新たに、人工芝グラウンドやナイター照明設備を整備するなど、市内外の多くの方が利用しやすい野球場としての環境づくりを目指してまいります。