９月　その２

　今年度は輪内中学校区（賀田小学校・輪内中学校の２校）が、三重県の『子ども支援ネットワーク・アクション事業』の指定を受けています。そこで、『防災と人権』を研究テーマに、子どもが主体となって、地域のみなさんと共に社会的活動に取り組みます。そのことを通して、子どもたちは自他の人権を守るための実践行動ができる力を身に付けていきます。
　今回は、地域防災に関して地域のみなさんが小中学生に求めることや願うことを聞かせていただきました。これをもとに、人権尊重の観点で、自分たちにできることについて深く考え、行動できる学びにつなげていきたいと思います。延べ三百数十件の聞き取りができました。ご協力ありがとうございました。１１月２０日（月）に賀田小学校体育館にて発表を予定しています。
　ぜひ見に来てください。当日は三重大の川口先生と『ＨＵＧ』(避難所運営ゲーム)を実施する予定をしています（保護者・地域住民のみなさんの参加をお願いします）。

　三重県選挙管理委員会主催の「未来の有権者啓発事業」を実施しました。選挙講義と模擬投票という形の出前授業でした。　講義の後に、市長選に立候補した３人の先生による模擬選挙演説、模擬投票、開票作業という一連の流れで本番さながらのかたちで学習をしました。
　子どもたちの感想を見ると、「選挙の大切さがよく分かった」「必ず投票には行こうと思う」といった、前向きな内容のものばかりでした。将来の有権者を頼もしく思いました。

　３年生の藤井春奈さんが１１月２２日から開催される「高円宮杯第７５回全日本中学校弁論大会」に三重県代表として参加します。加藤市長にその報告をしてきました。激励をいただきました。ありがとうございました。