１０月　その２

　今回は、『林業体感ツアー』。はじめに高村さんからの講話を受けツアーに出発！（１）尾鷲材木市場「おわせヒノキの特徴や販路について」（２）カネタ産業(製材所)「製材のしくみについて」（３）尾鷲プレカット「プレカット工場について」というように、３か所を訪問させていただきました。学校に戻って、振り返りと次回の予定についてのお話がありました。

　前回は、尾鷲ヒノキの特長（優れているところ）や今、山林で起こっている問題や課題について学びました。
　今回は、山で伐採された尾鷲ヒノキなどの木材がどのような流通や加工を経て、私たちの身近なところに届くのかを実際に見て学びました。
　ヒノキのにおいをかいだり、手で触れてみたりと、木の良さを五感で感じていました。

　昨年度に引き続き、国の防災支援事業として三重大学の川口先生をお招きして、『小中合同防災学習』を実施しました。
　賀田小学校５，６年生の児童と中学生が７つのグループに分かれ、「地震に強い家」をデザインし、ストローを使って実際に組み立てていく『ストロー・ハウス』にチャレンジしました。「筋交い」を入れて、三角形を作ることで強くなる！？　どこに、どちら向きに・・・みんな熱中します！『ああだこうだ』言いながら取り組みました。川口先生もおっしゃっていましたが、「数学・物理学・工学・地学・芸術・技術科・家庭科・・・」様々な学問の要素がつまっています。防災を学びながら、いろんな学びにつなげていってほしいなあとも思いました。図らずも、高度な技術を取り入れている「家」になったグループもあったり。
　どのグループも、しっかりしたテーマを持たせた独創性のある『地震に強い家』を完成させました。

　次回は【人権と防災】をテーマに発表会と「ＨＵＧ」を実施しま（１１/２０)ぜひご参加ください。