尾鷲市水道事業経営戦略の策定について

　尾鷲市水道事業を取り巻く環境は、過疎・高齢化による給水人口や大口需要家の減少及び節水意識の向上や節水機器の普及などによる水需要の減少に伴う収入減が続く一方で、高度経済成長期に整備した施設の更新や南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えた耐震整備など、多大な費用が必要となり、今後の経営環境はますます厳しくなることが想定されます。

　このような厳しい状況の中、将来にわたり安全で安心な水の安定供給を行う事業を継続していくためには、現状を的確に把握・分析し、効率化とコスト削減に努めた経営を行い、適切な更新により施設や管路の健全性を維持していく必要があり、中長期的な経営の基本計画である「尾鷲市水道事業経営戦略」を策定するものです。

　計画期間：2019年度から2028年度