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あしあと

    尾鷲春の旬

    • [公開日:2021年7月2日]
    • [更新日:2021年7月2日]
    • ID:17590

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     春は水温の上昇、日射量の増加により、植物プランクトンが大発生し、海が豊かになる季節。多くの魚が産卵する時期でもあり、また、稚魚が増える季節でもあります。そして、尾鷲で最も愛されているカツオの訪れる季節です。

    実は美味しい「春」のブリ

     近年、増加傾向にある北の海のブリは、夏から秋に栄養を蓄え、春の産卵に向けて大回遊します。尾鷲にブリの大群がやってくるのは、春。尾鷲の春ブリは、栄養を貯めこんだ状態から、一気に産卵場を目指す途中で網に入るため、丸々としています。「寒」のブリもいいですが、尾鷲のブリは「春」も旬なのです。

    尾鷲のブリが美味しい理由はこちら

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     カツオは熱帯域で生まれ、日本へやってくる魚。暖かく塩分の濃い海水を好み、小魚の群れを追いかけて移動します。尾鷲沖は好漁場で、一本釣りやケンケンで釣れたその日に水揚げされるものが多く、日帰りのカツオは鮮度抜群で、モチモチ感が違います。

     春はマダイの産卵期、沿岸に大挙して押し寄せます。鮮やかな色で姿形が美しく、食べても美味しいマダイは、ハレの日には欠かせません。リアス式海岸で温暖な気候である尾鷲はマダイ養殖の産地でもあります。

     モジャコは春を告げるマアジの幼魚。流れ藻に住処にして身を守るためにモジャコと呼ばれます。マアジは、その大きさによっていろいろな食べ方があります。モジャコは唐揚げにして、南蛮漬けにしても良し。

     幼魚は沿岸で育ち、成長するにしたがって深みへ移動する深海魚です。春は沿岸の定置網で小ムツが獲れる時期。ムツの身は柔らかい白身で旨みがあるため、子供が食べる煮付けに最適です。

     定置網で小サバが捕れると、干物屋は丸干しやつなぎ、煮干しに加工し、梶賀町ではこの時期の風物詩である「小サバのあぶり」が始まります

    尾鷲に春を告げるスルメイカの赤ちゃんを、地元の言葉でチンチロイカと言います。煮付けや和えもので、酒の肴に喜ばれます。よい出汁が出るので、大根などの野菜との炊き合わせにもよく合います。

    イカの中では最も旨み成分が多い高級イカです。尾鷲市では、漁業者、ダイビングショップや地元小学生が尾鷲ヒノキ製の間伐材を使った産卵床を設置し、資源保護に努めています。また、船上で活〆したものは尾鷲のブランドとなっています。
    春は産卵のために、アオリイカが沿岸に寄って来る季節。大型のアオリイカが定置網に入網します

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