寄附金使い道（２）

尾鷲市では、みんなが子どもを育み心豊かに暮らせるまちづくりを目指し、障がいのある子ども達へのサポート体制や魅力ある学校づくりの充実などに取り組んでいます。ご寄付いただいた寄付金の一部を小中連携した英語カリキュラム開発や教職員の指導スキル向上などの事業に活用させていただいています。

尾鷲市の小中学校では、子どもたちの英語力、コミュニケーション力の向上によりグローバルな人材が育つよう、小中学校９年間の独自英語カリキュラムを実施しています。また、ALT（外国語指導助手）の方々も招き、リアルな英会話とともに異文化とのふれあいから生まれる子ども達の好奇心や学習意欲の向上に努めています。

この日、ALTのジェイレン先生の授業では、先生自身と子どもたち一人ひとりの生活や事柄を自らの言葉で話し合えるような工夫が盛り込まれ、子どもたちは自然と笑顔で話しながら英会話と異文化の交流を楽しんでいることがうかがえました。

学校の英語担当の先生は、「ALTの先生方とのやり取りで、子どもたちの学習意欲があがった。将来に結びつくコミュニケーション能力が育まれている」ことを実感しているそうです。また、子どもたちからも「英語でしか答えが帰ってこないのがいい」「楽しんで授業を受けている」「将来、役に立つと思う」といった素敵な声を聞くことができました。