天文科学館ひろば ~11~
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こちらのページでは 中村山 山頂の
身近な話題や ちょっとした
情報などを 発信しておりま~す!
Lv-11♪ (2023/3/25~)

木星~2023~
当館天体観測指導員 松下さんより
2023年の木星画像が
到着いたしました♪
撮影日時:2023年12月10日 19:49
撮影場所:尾鷲市内
~木星の自転周期は
10時間弱なので、表面の
模様もしばらく見ている間に
刻々と変化していきます。
撮影時、ちょうど木星の
右下にある赤い目玉の
ような大赤斑(だいせきはん)が
見えていました。
大赤斑は高気圧の巨大な
渦なのですが年々縮小しており、
近い将来消滅するのではとの
説もあります~
(2023/12/15)

土星の環の比較
当館天体観測指導員 松下さんより
今秋の 土星の画像が
到着いたしました♪
撮影日時:2022年10月26日 19:18
撮影日時:2023年10月23日 20:39(JST)
撮影地:尾鷲市内 撮影:松下周司
~昨年(2022年)と今年(2023年)
の土星を並べてみました。今年の
方が、環の開きが狭くなっています。
土星の環は約30年周期で傾きが
変化し、15年に一度は真横から
見ることになります。2年後の
2025年はこの真横から
見る年となり、土星の環が
ほとんど見えなくなる
「土星の環の消失」
が起こります~
撮影日時:2023年10月23日 20:39(JST)
撮影地:尾鷲市内 撮影:松下周司
(2023/12/1)

中村山山頂公園、現在工事しています。
老朽トイレの建て替えでしょうか?
期間は来春3月末までと
なっていましたので、当館は
もちろん、公園ご利用の際など
しばらくのあいだ、周囲の
状況にご注意くださいますよう、
どうぞよろしくお願いいたします。
(2023/11/24)

秋サクラ
いよいよ老朽化の目立ち
はじめました、天文科学館まえの
サクラの樹。
暑さのためか チラチラと
花も咲いてはいたのですが、
こういったものも、いわゆる
「返り咲き」
と呼ぶのでしょうか……?
(2023/11/4)

みずがめ座の惑星状星雲NGC7293(らせん星雲)
当館天体観測指導員 松下さんより
10月16日(月)のNGC7293、
らせん星雲のもようが
到着いたしました♪
撮影日時:2023年10月16日20:26
撮影地:尾鷲市内 撮影:松下周司
~みずがめ座にある惑星状星雲で、
らせんを正面からみた形に
似ているため「らせん星雲」と
呼ばれています。
太陽くらいの大きさの恒星が
最後を迎えた姿だと
言われています。
大きさは満月の半分ほどもある
全天で最大の惑星状星雲ですが、
かなり淡く、肉眼で確認するのは
難しいのですが、空の条件の
良いところでは望遠鏡や双眼鏡で
確認することができます~
(2023/10/20)

ソテツの種 2023
昨年入手できました 中村山の
ソテツの種、残念ながら
水栽培組の育成は全滅、では
土植え分はというと
処置をほどこして1年を
過ぎましたが、まったく
変化なし。
お世話といってもこちらは
ときおり水をあたえて
やるだけですのでそれほど
手間はかからないため
このまま何年でも面倒を
みてやることはできますが、
雑菌などにおかされ、水栽培の
種たちのように いつしか
ひっそりと、腐ってしまって
いたりしないかが心配です。
(2023/10/6)

残暑ゆえ……?
時期的に、ことしはもう
来ないものかと 思って
いたのですが、
そろそろ秋だというのに、
いまだ続くこの残暑に、すこし
さそわれたのでしょうか……?
(2023/9/29)

腐葉土作り 2023
前回より 若干の腐葉土をのこして
おいて、タネとなる微生物を確保。
ここ数年、中村山自生の大径木にも
次第に伐木作業がほどこされ、
天文科学館に吹き上がる落ち葉も
いつもの広葉樹から竹葉や笹葉類が
増えはじめ、付近のサクラたちも
老木化が目立ちなかなか腐葉土と
なりえそうな落ち葉も集まらなく
なってきているのですが、
館にもまだすこし ストックが
あるため、次回分として
いつもの米ぬかと水とを
振りまいて軽くかきまぜ、
仕込んでおきました。
また来年まで こまめにまぜては
水をやり、前回のヒメリュウたち
同様、こちらも土へと育っていく
さまを、じっくり見届けたいと思います。
(2023/9/4)

腐葉土とヒメリュウ
中村山製の腐葉土が そろそろ
いい感じに仕上がってきて
いましたので
先の台風による大雨で ジャリの
吹き上がってしまっていた
ヒメリュウたちの掃除かねがね
本年作分の腐葉土にのせ換えて
みました。
もちろん、メインとなる場所は
館庭でも砂地となっている
あたりが 中心ですが
あまった分は
まだ枯れずにいる 通用口の
クローバーたちにも
おすそわけ。
とりわけ 今年の腐葉土は
出来がよかったのか、水をやると
わりと均一にドロ状になって
くれましたので、例年のように
そう簡単に、風で飛ばされる
ようなこともなさそうです。
ヒメリュウ。出来立てほやほやの
腐葉土であるためなかには
生まれたてとおぼしき小さい
ダンゴ虫なども多くみられ、
また今年も葉をかじられたり
するのだろうかと少し心配には
なりましたが、それも自然界の
いち部として、今年もまた、
気長に観察していこうと思います。
(2023/9/3)

セミしぐれ
雨上がりの晴れ間に 見かけました。
いま出るか来年にするか、
今年の天候不順に いままで
考えあぐねていたのでしょうか……?
(2023/9/1)

台風前後
台風7号の到来にそなえ、いつもの
西側ではなく 北側を向いている
天文科学館ドームです。
(2023/8/18)

落ち栗
秋いち番、とでも
言うべきでしょうか、
まだまだ小さいものですが、
台風6号と7号とのあいだの
晴れ間に、メインスロープで
みかけました。
暑さも、あと少しかも
しれません……。
(2023/8/11)

ソテツの花……?
中村山スロープ入口、ふとみると
剪定されて きれいになった
ソテツにまた 雄花の姿が。
10年にいち度の開花時期、
ひょっとすると、前回とは
ちがう株なのかもしれません。
ならばと付近を探してみると
いくつかの雌花も。
ひょっとすると、よせる暑さの
せいで開花が早まっているのかも
しれませんが、これでまた、
しばらく 受粉するかどうかの
たのしみが増えそうです。
(2023/8/4)

七夕星まつり 2023
今年も開催することが
できました天文科学館
夏の恒例 「七夕星まつり」
残念ながら新型コロナ対策により
数年ほどのあいだ中止となりは
しましたが、些細なものながら
天文科学館からの感謝を込めまして、
来年からもひきつづき、
開催できればと思います……。
(2023/7/28)

2年のカエル
まさしく 数えてくれてでも
いるように、2年にいち度
天文科学館まで 顔を出して
くれます。
あまり目立つところにいると
鳥たちに狙われますよ?
などと なかば顔なじみでも
あるかのように 胸のなかで
声などかけつつ 見送りました。
(2023/6/30)

梅雨の 中休み
台風の直撃こそまぬかれては
いるものの、ことしは
いささか曇天つづき……
天体観望には泣きどころとなる
毎日ではありますが、
中村山の緑たちは、とても
よろこんでいるもようです。
(2023/6/23)

腐葉土~寒い時期より
この5月ほどまでは みた目にも
なかなか こまかくなってくれて
いなかったのですが
6月に入り、出てくる虫や
ミミズの姿も 徐々に
あらわれはじめたところ
みるみる、こちらの状態に。
おそらく 昆虫類だけでなく
根付きの微生物たちも、気温が
あたたかくなってきて、
寒い時期よりいち段と
活性化してきたからなのでは
ないでしょうか。
(2023/6/9)

台風は避けてくれたものの
梅雨の中村山、ひさびさに
まとまった雨量となりました。
(2023/6/2)

スロープ壁面
ようやく、はびこる雑草の
「根」は除去できてきた
天文科学館館庭ですが
やはりその年根づくものたちは
その都度 手入れしていかねば
なりません。
とりわけ 油断できないのが
スロープ側の壁面。
気づくたびに除去しているため
茂ることこそなくなったものの、
すき間のコケ地を利用して、
いまや さながら雑草の
品評会のよう。
中村山といえど山は山、
たかが雑草ではありますが
庭内はもちろん、この壁面の
すき間にさえ根づこうとする
そのたくましさに、毎回
感服させられる思いです。
(2023/5/19)

ことしもまた
過日、中村山メインスロープ
入口のソテツがの株が
きれいに整えられていました。
ふとみると、かたわらには
ことしもまた すももの実が。
夏が ちかいようです。
(2023/5/12)

受難 ソテツのタネ 一年経過
土植え分には 依然 変化は
みられないものの、中村山の
カラスたちにつつかれたあとも
様子をみていた水栽培中の
ものたちが
天文科学館ひろば ~10~ [2023年3月27日]
先のものとおなじように
ひとつ ふたつと徐々に
赤むらさきっぽい色を持ちはじめ
どうやら、全滅に近いような。
あらためて確認したところ
それぞれ前回ほどの異臭を
放ってこそいないものの
ダメージ自体はよほど大きいのか
すでに内部、外郭ともに
おどろくほど柔らかく、あの
タネらしい固さがまるで
ありません。
そのなかで、臭いも薄く、まだ
固さのあるものがひとつだけ
残っていましたので、ものは
ためしと水と巻きものをかえ、
土植え分とともにいますこし、
こちらも観察していって
みようかと思います。
(2023/4/28)

すぎゆく春
中村山でもサクラの見ごろが
過ぎ、その花びらの後始末に
天文科学館でも追われはじめる
ころともなると、
中央公民館まえのコデマリが
盛りをむかえます。
山頂、ふと植樹されたサクラの
苗木に目をやると
けなげにも、しっかり葉桜の
姿となっていました。
付近からはいくつか、クマ蜂の
静かな羽音が聴こえます。目を
こらしてみると、なるほど公園の
フジ棚にも、まだ小さいものの
いくつかフジ色の房が。
すぎゆく春。
じつは雨の季節がもう、
すぐそこまで 近づいて
いるのかもしれません……。
(2023/4/14)

「月と金星の接近」
当館天体観測指導員 松下さんより
3月24日(金)の 市内の
夜空のもようが とどきました……♪
撮影日時:2023年3月24日 18:56
撮影場所:尾鷲市内
撮影日時:2023年3月24日 19:01
撮影場所:尾鷲市内
~3月24日の宵の西空で
月と金星が接近して見られました。
また日本国内では九州の南部から
南西諸島にかけて金星が月に
隠される「金星食」が起きました。
雲が多い中での観察となりましたが
夜空に見える1番明るい天体で
ある月と2番目に明るい金星の
競演となり、双眼鏡では月の
クレーターや地球照と金星が
同一視野に見えて美しかったです~
(2023/3/31)

朽ちゆくビニールクロス
長いあいだ 館庭片すみの
腐葉土の囲いをおさえていた
使い古しのビニールクロスが
さわれば千切れて
しまうほどに いよいよ
朽ちてしまいました。
おもえば2019年9月24日、
3Fドーム扉の初期不具合時に
雨よけ用として持ち込んでから
こちら、陽のしたでなにかと
使いっ放し……。もとを
ただせば廃品寸前の品で
あったとはいえ、館としては、
感謝の念しかありません。
先日、2代目としておなじく
廃棄前となっていたものを
ゆずっていただきました。
いつもの通り 水をやり、
上からかぶせて
風で飛ばされないように
押さえ、交換終了。
古くから、日本には朽ちゆく
ものを捨てるときに
「暇をやる」とするなどの
言葉もありますが、最後の
ときまでものを大切に
あつかうがゆえの、
とてもすばらしい習慣であると
思います。
(2023/3/24)
(当ホームページへのご意見・お問い合わせなどに関しましては、こちらのシートからどうぞ!)