本籍地以外でも戸籍が取れるようになります

　令和６年３月１日から、戸籍法の一部を改正する法律（令和元年法律第１７号）の施行により、法務省管轄の戸籍情報連携システムが本格稼働し、以下のとおり取り扱いが変わります。

本籍地が尾鷲市以外にある方でも、市民サービス課または各センター、各コミュニティセンターにおいて、戸籍全部事項証明書や除籍全部事項証明書を取得することができるようになります。

申請できるのは、申請者本人からみて以下の者に関する戸籍全部事項証明書・除籍全部事項証明書・除籍謄本（改正原戸籍謄本を含む）です。

　　　①本人

　　　②配偶者

　　　③直系尊属（父母、祖父母など）

　　　④直系卑属（子、孫など）

　※①～④の人が載っていない戸籍（兄弟姉妹の戸籍や配偶者の父母の戸籍）は広域交付の請求ができません。

　※代理人請求や第三者請求は、広域交付の対象外です。

・市役所　本庁舎１階　市民サービス課総合窓口係

・各センター、各コミュニティセンター

いずれも平日の午前８時３０分から午後５時１５分まで

・マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどの顔写真付き本人確認

・戸籍全部事項証明書：450円

・除籍全部事項証明書、除籍謄本（改正原戸籍謄本を含む）：750円

１　発行できるのは戸籍全部事項証明書、除籍全部事項証明書、除籍謄本（改正原戸籍謄本を含む）のみです。戸籍個人事項証明書、除籍個人事項証明書、戸籍の附票、身分証明書、独身証明書等は発行できませんので、これまでどおり本籍地のある市区町村の窓口で請求する必要があります。

２　戸籍全部事項証明書、除籍全部事項証明書、除籍謄本（改正原戸籍謄本を含む）のうち、コンピューター化されていないのものは、発行できない場合があります。

３　自治体によって業務終了時刻が異なるため、他自治体と連携できず、対応できない場合があります。

４　出生から死亡までといった連続する戸籍を請求される場合、発行に時間がかかりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

婚姻届や養子縁組届など様々な戸籍の届出について、本籍地でない市区町村の窓口に提出する際には戸籍謄本が必要でしたが、今後は不要となります。

全国の市区町村の戸籍情報の連携が可能となることにより、新たに以下の証明書の交付が可能となります。

・届書等情報内容証明書

・戸籍電子証明書提供用識別符号