令和５年度みえ森と緑の県民税市町交付金事業の実績について

令和５年度みえ森と緑の県民税市町交付金事業実績報告

令和５年度は「みえ森と緑の県民税市町交付金」を活用して、次の７つの事業を実施しました。

１．人家裏危険木伐採事業

倒木等の危険が想定される人家裏にある山林の危険木を伐採することで災害を未然に防止するために、２地区の自治会に人家裏山林の危険木伐採費用の一部を補助しました。

２．尾鷲ヒノキを活用した保育園児等への山育事業

市内全ての保育園・認定こども園の5歳児を対象に、尾鷲ヒノキ等の苗木を一人1本ずつ園で育て、育てた苗木を尾鷲市市有林の「みんなの森」に植樹をすることで、子どもたちが森に親しみを持つ機会の創出を行いました

３．木とふれあう学校環境づくり事業

宮之上小学校、賀田小学校の新入生が、尾鷲産材の木製の机・椅子損傷部分の取り換えや組立てを行うことで、木材への関心と愛着を持ち大切にする心を育む活動を行いました。

４．矢浜小学校学習机・椅子整備事業

矢浜小学校にて、地元産材を用いた机・椅子を導入することで、木の良さに触れながら、自分たちの机や椅子が地元の山々から切り出されたものであることを知ってもらう活動を行いました。

５．尾鷲中学校学習机・椅子整備事業

尾鷲中学校にて、県産材で作成した机・椅子を導入することで、木材への関心と愛着を持ち大切にする心を育み、森林についての学習を行う環境の構築を行いました。

６．中村山公園整備事業

中村山公園にて枯損木等の除去を行うことで、公園利用者の安全性の確保し、市民が安心して自然に触れ合える公園整備を行いました。

７．矢浜公園ほか立木伐採・処分及び森林教育事業

矢浜公園及び北浦児童公園にて、落下の恐れのある枝や道路に張り出した枝の剪定、倒木の恐れのある危険木の伐採を行うことで、安全安心に多くの市民が利用し、豊かな生活環境を実現する事業を行いました。また、小学生を対象にした森林教育も矢浜公園にて行い、地元の小学生に対し、木の大切さを学んでもらう活動を行いました。