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東紀州の新たな特産品おわせのヒロメ

[2021年3月5日]

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ヒロメとワカメ



ヒロメは一般的に食用にされるワカメと非常に近い種類の海藻で、広い葉のような形をしており1メートルほどになります。冬から春にかけて、波の比較的に穏やかな岩盤上に生えます。

 ワカメは、きれ込みがあり、胞子葉(メカブ)を作ります。一方で、ヒロメは1枚葉で、胞子葉はほとんど作りません。ワカメは北海道から九州まで国内で幅広く分布していますが、ヒロメは冬の水温が約15℃以上の温かい海にのみ生息しているため、全国的にも産地が限られています。


2~4月には天然のヒロメが水揚げされ、地元スーパー等に並びます。水揚げ初期の若いヒロメは歯ごたえが柔らかであり、後半は葉が大きく、厚くなり、シャキシャキの食感が楽しめます。

(三重大学藻類学研究室ヒロメページリンク:http:/soruipc2.bio.mie-u.ac.jp/sourui_photo/phaeo/hirome.html(別ウインドウで開く)

ヒロメの養殖

 

近年、ヒロメの養殖方法が確立され、養殖も行われるようになりました。ヒロメの養殖は12月に始まります。ヒロメの幼体が着いた種糸を養殖用ロープに巻きつけ、漁場に設置します。ヒロメは海から栄養塩を吸収して生長し、1月下旬から3月にかけて収穫されます。
平成25年2月に東紀州ヒロメ協議会が設立されました。本協議会は東紀州地域のヒロメ養殖を行う尾鷲市や紀北町の漁業者、漁協が集い、ヒロメを東紀州の新たな特産品とすることを目的として活動を行っています。
(ヒロメ協議会リンクhttp://www.pref.mie.lg.jp/ONORIN/HP/p0022100003.htm(別ウインドウで開く)






 

ヒロメの健康成分

ヒロメの酢の物


 海藻類は食物繊維やミネラルが豊富な食材です。ヒロメは血圧上昇抑制機能が非常に高く(三重県工業研究所調べ)、肥満予防効果があるフコキサンチンに加え、フコイダン等健康増進効果の高い成分も含まれています。また、活性酸素を消去する抗酸化作用があることから、アンチエイジング効果も期待できます(三重大学調べ)。

ヒロメのしゃぶしゃぶ


 ヒロメは生の状態では茶色ですが、茹でると鮮やかな緑色になり、目でも楽しめます。しゃぶしゃぶにしてポン酢や酢味噌で食べるのがおすすめです。その他に、酢の物、味噌汁、寿司、海藻サラダとしても美味しく頂けます。また、ヒロメの収穫時期である春先には、ブリの盛漁期が重なります。ブリとヒロメを一緒にしゃぶしゃぶにすると、美味しく、健康にもよく、季節感を味わうことができます。

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