3月1日~31日は自殺対策強化月間です
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国は、自殺対策基本法において、3月を「自殺対策強化月間」と定めています。
例年3月は、進学や就職、職場の異動や転勤など、生活環境が大きく変動することが多い時期ということもあり、年間月別自殺者が多くなる傾向にあります。
大切な人のいのちを守るために、地域みんなでお互いを支え合い、孤立・孤独を防ぐことがとても重要です。
ひとりで悩まないで
もしあなたが悩みを抱えていたら、もしあなたの周りに悩みのある人がいたら、ぜひ相談してください。
つらい思いや悩みはひとりで抱え込まず、少しずつでも誰かに伝えることが大切です。話をすることで、自分の気持ちが整理され、気持ちが楽になるかもしれません。
もし、身近な人に相談しづらい、あるいは相談できる人がいない時は、みなさんの気持ちに寄り添い、話を聞かせていただく相談窓口があります。
心のつらさは人それぞれ。こんなことくらいで…と思わずに、話してみてくださいね。
相談窓口
自殺は追い込まれた末の死
全国では、毎年2万人以上が自ら命を絶っており、自殺はいまだ、深刻な社会問題となっています。
自殺は、その多くが追い込まれた末の死です。
自殺の背景には、健康問題、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題など様々な要因があり、それらが複雑に絡み合っていると言われています。
大切なひとの命を守るために できること
自殺を考えている人は、多くの場合、何らかのサインを発しています。「最近元気がない」「いつもと様子が違う」など、気になる人はいませんか?
それは、悩みを抱えているサインかもしれません。みなさんの行動が大切ないのちを守ります。
(1)気づき・声をかける
家族や周りの人で、いつもと様子が違うと気づいたら、さりげなく声をかけてみてください
(2)傾聴
本人の気持ちを尊重し、気持ちに寄り添って話を聴いてあげましょう
(3)つなぐ
早めに、適切な専門機関へつなぎましょう
(4)見守る
専門機関につながった後も、孤立感を抱かせないよういつも声をかけたり話を聞いたりして温かく
見守ってあげてください
わたしたちにできること~いのち、ささえる 大切なことば~
ひとりで悩んでいる人を、やさしく包み、ささえる「ことば」があります。
気づいたときのことば
例)●「疲れているみたいね 。 眠れていますか?」
●「元気がないようだけど 、大丈夫?」
●「どうしたの? なんだか辛そうだけど 。無理しないでね」
●「何か悩んでいる? 力になれることはない? もしよかったら話して」
《Point》
さりげなく「 あなたのことを心配している」という気持ちを伝えるようにしましょう。
悩みを聞くときのことば
例)● 相手に共感する 「辛かったね 。大変だったね。」
● 相手をねぎらう 「えらいね 。よく頑張ったね。」
● 感謝を示す 「話してくれてありがとう。」
《Point》 穏やかな態度で暖かく対応することが大切です。「 頑張って!」「考えすぎだよ」「早く元気になって!」など、安易に励ましたり、否定したりすることばがけは、こころをとざしてしまうことになることもありますので気をつけましょう。
専門機関などへつなぐためのことば
本当の問題解決のためには専門機関やカウンセラーなどの力が必要なこともあります。相手の意思を尊重し、安心して相談や受診ができるような言葉をかけてあげましょう。
例) ● どこにいけばいいかわからない 「 こんな相談先があるけど、どうかな ?」
● ひとりでは不安 「一緒に行ってみようか」
暖かく見守っていくことば
専門機関につないでからも、変わらず見守っていく意思を伝えましょう。
例)●「いつもそばにいるよ」
●「いつでも相談してね」
お問い合わせ
電話: 0597-23-3871 ファックス: 0597-23-3875