熊野参詣道伊勢路及び一里塚【くまのさんけいみちいせじおよびいちりづか】
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熊野参詣道伊勢路及び一里塚
熊野参詣道は、古代末期より近世、近代に至るまで、貴顕(きけん)のみならず一般庶民、また病苦の民衆までが熊野三山への信仰と憧憬によって歩んだ古道であり、我が国の歴史ならびに社会・文化を知る上で欠くことのできない貴重な交通遺跡である。
伊勢路は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素の一つで、紀伊半島を東回りに向かう参詣道として機能し、特に江戸時代に庶民の伊勢参りが発達すると、近畿一円に所在する西国三十三所の観音霊場への巡礼とも結びつき、伊勢路を通って熊野へ向かう人々の信仰のための道として大きな役割を果たした。
指定区分 | 国指定 |
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指定種別 | 記念物(史跡) |
指定登録日 | 平成14(2002)年12月19日 |
所在地 | 尾鷲市内 ※三重県・和歌山県・奈良県 |
所有者 | 尾鷲市他2名 |
一口メモ | 参詣道・八鬼山一里塚 |