矢浜村方文書【やのはまむらかたもんじょ】
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矢浜村方文書
紙本墨書453冊(製本冊数117冊・13,806枚)。特色は、明暦元(1655)年南浦の入作名寄帖をはじめ、正徳4(1714)年・延享5(1748)年の検地帳、延享3(1746)年・享和元(1801)年の名寄帳が完備し、明治9(1876)年地券発行準備の現地反別一筆限名寄帳、明治23(1890)・34(1901)年の土地台帳など、土地に関する文書が完備していることである。
矢浜村に割当てられた免(租税)の村人への割り方、また村財政の基本となる共有田の年貢取立帖・小作米取立帖をはじめ、地下勘定帖が整備されている。
なお矢浜村農地の生命線である「野田用水路」の修理をはじめ、大正期の水利組合関係文書も残っている。また矢浜学校設立当時の学校基本金の関係文書も残っていて、当時の実情を知ることができる。

指定区分 | 市指定 |
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指定種別 | 有形文化財(書跡) |
指定登録日 | 昭和50(1975)年10月1日 |
所在地 | 尾鷲市中村町10-41 |
所有者 | 中央公民館 |
一口メモ | 農業資料豊富 |