向井遺跡出土品【むかいいせきしゅつどひん】
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向井遺跡出土品
遺跡は尾鷲市大字向井の集落西北隅に位置し、昭和29(1954)年の発見である。
昭和33(1958)年、奈良国立文化財研究所の坪井清足氏が調査され、「向井式土器」と仮称されるなど注目されはじめた。
本遺跡を都市計画道路の茶地岡~向井線が通ることになり、昭和53(1978)年1月に第1次調査が行われた。昭和56(1981)年6月より9月まで第2次調査が行われ、終了後に遺跡は道路となった。
遺跡の出土品は、昭和29年の発見以来、表土採集された石器・土器片に、第1次・第2次発掘調査に出土した石器・土器片を加えて、小破片とも約1500点におよぶ。これらほとんどは、縄文早期末葉のものであるが、縄文前期末葉・弥生式の各1片も含まれている。
学術上の貴重な遺物である。
指定区分 | 市指定 |
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指定種別 | 有形文化財(考古資料) |
指定登録日 | 昭和56(1981)年12月9日 |
所在地 | 尾鷲市大字向井 |
所有者 | 中央公民館 |
一口メモ | 縄文早期の土器片・石器 |