矢ノ川陰谷樹叢【やのこかげたに(だに)じゅそう】
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矢ノ川陰谷樹叢
海抜807mの矢ノ川峠より、北東約2kmの地点、すなわち、南谷と陰谷との合流点にあって、強い直射日光にあたることなく、しかも北西からの寒風にさらされることのない、羊歯(しだ)植物にとっては最適の地である。
この地は、矢ノ川河口より約6km上流にあって、海抜200mの盆地状をなしている。したがって、暖地性の樹種に富み、「タキミシダ、ミゾシダモドキ、ヒロハヤブソテツ、フジシダ、シロヤマシダ等」のシダ植物、「ナツエビネ、イワタバコ等」の顕花植物、「イワナンテン、リョウブ、ヤマグルマ、アオキ、ホンシャクナゲ等」の樹木がある。

指定区分 | 県指定 |
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指定種別 | 天然記念物 |
指定登録日 | 昭和32(1957)年3月29日 |
所在地 | 尾鷲市大字南浦字陰谷 |
所有者 | 尾鷲市 |
一口メモ | 暖地性草木・稀有シダ自生 |