三木里海岸の松原【みきさとかいがんのまつばら】
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:13056
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
三木里海岸の松原
正徳2年(1712)紀州5代藩主徳川吉宗が防風林として植林させたものであり、周囲4m以上となっている。尾鷲市の松原は、矢浜地先に「国市の松原」があったが、これは火力発電所の敷地造成のため伐採され、この三木里海岸の松原が、市内唯一のものである。
松喰い虫の被害を受けて十数本が伐採され、44本のクロマツが指定の対象となったが、周囲2m以下のものは、後世の補植であろう。
枯死による倒木などのため、現在では約14本のクロマツしか確認できていない。
なお、三木里海岸はまた市内唯一の海水浴の砂浜でもあり、文字どおり白砂青松の自然公園である。
指定区分 | 市指定 |
---|---|
指定種別 | 史跡名勝記念物(天記) |
指定登録日 | 昭和48(1973)年7月17日 |
所在地 | 尾鷲市三木里町 |
所有者 | 尾鷲市 |
一口メモ | 正徳2年の植林 |