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あしあと

    三木里海岸の松原【みきさとかいがんのまつばら】

    • [公開日:]
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    三木里海岸の松原

     正徳2年(1712)紀州5代藩主徳川吉宗が防風林として植林させたものであり、周囲4m以上となっている。尾鷲市の松原は、矢浜地先に「国市の松原」があったが、これは火力発電所の敷地造成のため伐採され、この三木里海岸の松原が、市内唯一のものである。
     松喰い虫の被害を受けて十数本が伐採され、44本のクロマツが指定の対象となったが、周囲2m以下のものは、後世の補植であろう。
     枯死による倒木などのため、現在では約14本のクロマツしか確認できていない。
     なお、三木里海岸はまた市内唯一の海水浴の砂浜でもあり、文字どおり白砂青松の自然公園である。

     

    三木里海岸の松原

     

    三木里海岸の松原の概要

    指定区分

    市指定

    指定種別

    史跡名勝記念物(天記)

    指定登録日

    昭和48(1973)年7月17

    所在地

    尾鷲市三木里町

    所有者

    尾鷲市 

    一口メモ

    正徳2年の植林

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