桃頭島【とがしま】
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桃頭島
尾鷲湾入口の南側に位置し、半島部から約250m離れた沖合いに浮かぶ無人島である。本島は周囲約1.8km・面積14haほどの大きさを有し、最も高い所で166.7mの海抜高となっている。
海岸部及び内部のいずれにも自然性の高い植物群落が発達している。特に内部の照葉樹林は、樹高16m前後、胸高直径50cmほどのスダジイが林冠を覆い、その中にコバンモチ、ホルトノキ、ヤマモガシ、トキワガキ、オガタマノキなどの暖地性の常緑樹類が混生し、自然林に近い状態で保存されている。
このような樹林は、紀伊半島東部における郷土の自然を代表するものであり、この地域の本来の植生を知る上でも貴重な植物群落である。
指定区分 | 市指定 |
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指定種別 | 史跡名勝記念物(天記) |
指定登録日 | 昭和63(1988)年11月29日 |
所在地 | 尾鷲市大字南浦4106-1 |
所有者 | 尾鷲市 |
一口メモ | 亜熱帯・暖地性草木自生 |