曽根城跡【そねじょうあと】
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:13052
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
曽根城跡
曽根町の南にそびえる海抜180mの城山の山頂にある城跡で、一名浄の城・宇杉城・つつじ城とも呼ばれる天然の城山である。
曽根浦は、天文・弘治年間(1532~1558)近江国の佐々木宇右衛門を招いて、当地の治安に当たらせたが、宇右衛門は入郷し直ぐこの山城を築き、名も曽根弾正と改め、南輪内四村を治めた。
天正3年(1575)・同6年の2回、新宮の堀内安房守は三木城を攻めたが、曽根弾正は堀内方に味方したので、この城は戦場とならなかった。
頂上には現在1,200平方メートルの平面敷地があり、内堀・外堀・井戸跡が残っていて、当時の名残りをとどめている。この曽根城跡から見る輪内湾の眺望はすばらしく、市内随一の名勝地でもある。
指定区分 | 市指定 |
---|---|
指定種別 | 史跡名勝記念物(史跡) |
指定登録日 | 昭和47(1972)年2月25日 |
所在地 | 尾鷲市曽根町 |
所有者 | 曽根区 |
一口メモ | 曽根弾正の山城 |