尾鷲ヤーヤ祭【おわせやーやまつり】
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尾鷲ヤーヤ祭
尾鷲神社はかつて大宝天王と称し、牛頭(ごず)天皇の祀られる尾鷲七郷(南浦・中井浦・天満浦・矢浜・向井・大曾根浦・ 行野浦)の総氏神であり、2月1日から5日(元は正月1日から8日)に催される祭礼を、通称「ヤーヤ祭」という。【ヤーヤ】の由来は、戦国時代の武士が立合いの名乗りをあげる「ヤーヤ我こそは」からきているという説が一般的である。
祭礼の主な構成要素は、当(祷・党)屋での神霊奉斎、神社祭祀での(1)共同飲食、(2)弓射行事、(3)獅子行事、(4)当屋の交替である。共同飲食は特に重要な内容になっている。当人の斎戒の重視、一方では華美と喧噪を伴う場面など、その特質といえる。
ヤーヤ祭は尾鷲神社の来歴や祭礼行事、宮座と当屋の古態を維持しつつ現在に至っているもので、現段階での祭礼行事全般についての記録化を進めることが必要である。

指定区分 | 県選択 |
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指定種別 | 記録作成等の措置を構ずべき 無形の民俗文化財 |
指定登録日 | 平成14(2002)年11月3日 |
所在地 | 尾鷲市北浦町 |
所有者 | 尾鷲神社氏子総代会 |
一口メモ | 祷屋祭祀の伝統を色濃く残す |