城山女王滝【しろやまじょうおうたき】
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城山女王滝
国道425号線の八幡トンネル西口より古川沿いに約1,400㍍さかのぼると女王滝があり、古川右岸に城山がある。この城山は約900㌃ほどで周囲は空堀に囲まれている。
口碑に2節があり、平家滅亡の時に平家方のある女王がここに逃れたとも、また南朝のある王子が逃れてここに住んだともいう。
後醍醐天皇の第1子である大搭宮護良親王より5代の後裔、西陣新王の第3皇子である桂城宮重信親王は、1531年10月16日、楠・野田の忠臣に護られ、矢浜に住み着き浄に入った(死没)といわれる。重信親王が矢浜に在住中も北朝方の追手が厳しく、ここに避難した。
こうした南朝の数少ない史跡のうえに、付近一帯は景勝地である。
指定区分 | 市指定 |
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指定種別 | 史跡名勝記念物(史名) |
指定登録日 | 昭和54(1979)年10月1日 |
所在地 | 尾鷲市大字南浦字川原木屋地内 |
所有者 | 尾鷲市 |
一口メモ | 落人伝承と名勝地 |