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木名峠狼煙場跡【きなとうげのろしばあと】

[2017年2月2日]

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木名峠狼煙場跡

 藩政期に入り異国船の出没が激しくなると、幕府は海岸を防備する必要から、各藩に浦組制度を開設させ、遠見番所や狼煙場を設置させた。
 奥熊野の遠見番所や狼煙場の創設は、寛永12年(1635)には文書にも所見される。
 九木崎遠見番が、熊野灘の沖合いを航行する異国船を発見したとき、使用の人夫を地元の庄屋宅へ走らせるのはもちろんであるが、近隣の浦村へ急を知らすため狼煙をあげた。
 九木崎の狼煙場で煙があがれば、木名峠、梶賀の地切山と次々に狼煙があげられた。そのため各狼煙場には「狼煙立て」が任命され、木名峠は三木浦の長之右衛門であった。
 「狼煙」と描くのは、狼の糞を松の青葉に混入して燃やすと、煙がまっすぐ上にあがるという中国の伝説によるもので、各狼煙場では、狼糞三升五合~五升、青松葉60貫を蓄えて置かなければならなかった。
 狼煙場には、2本立てと3本立ての2種があり、通常は転石を饅頭型に積みあげたものが3つ並ぶが、木名峠の場合は輪切型である。
 明治2年(1869)遠見番所と狼煙場は廃され、同時に取り壊したものが多いが、木名峠の場合は雑木林に守られ、創設当時の姿を今に残している。

 

木名峠狼煙場跡

 

木名峠狼煙場跡の概要

指定区分

市指定

指定種別

史跡名勝記念物(史跡)

指定登録日

昭和61(1986)年9月29

所在地

尾鷲市早田町

所有者

早田区

一口メモ

市内唯一の残存狼煙場跡

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