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(真巌寺の)木造薬師如来坐像【(しんがんじの)もくぞうやくしにょらいざぞう】

[2015年8月10日]

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(真巌寺の)木造薬師如来坐像

 総高91cm、檜材、寄木造(よせぎづくり)。もとは漆箔像であったらしいが、江戸時代の修理の際、箔を押しかえ、袈裟を茶褐色に彩っている。
 玉眼をはめ、白毫、肉髻はともに水晶を入れている。螺髪は粗い。右手は施無畏印をなし、左手に薬壷を持つ通有の像である。顔は面長で面奥少なく平面的である。丸みを帯びた螺髪は粒大きく盛りあがったように見えるが、その彫りは浅く、肉髻も低い。衣文の襞は写実的な所が少なく、単調で形式化が目立つ。
 このような素朴な感じのする地方作であるが、膝裏に嘉暦4(1329)年の墨書銘があり、その作風もこの時代に合い、鎌倉末期彫刻の一基準となる貴重な作例である。当寺は薬師寺といい、正平年間(1346-70) に九鬼氏の祖九鬼隆信が創建し、寛永17(1640)年11月に火災に遭うが、本尊のみを救い出し、寛永21(1644)年に寺号を真巌寺と改め今に至ると伝える。

 

木造薬師如来坐像

 

(真巌寺の)木造薬師如来坐像の概要

指定区分

県指定

指定種別

有形文化財(彫刻)

指定登録日

昭和31(1956)年5月2

所在地

尾鷲市九鬼町字里地314

所有者

真巌寺

一口メモ

鎌倉後期の地方作

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