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あしあと

    安定寺大般若経【あんじょうじだいはんにゃきょう】

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    安定寺大般若経

     この大般若経は安定寺三世元空のとき、曽根浦森新七の子息で、当時江戸材木町に居住していた野田七兵衛がこれを購入して、元禄8(1695)年に安定寺へ寄進したものである。
     元々、この大般若経は、大和国忍辱山極楽院が出所で、元久元(1204)年春から元久3(1206)年4月20日まで、約3か年間にわたって、尊源が不具経を集めたり、書写したものであるが、現在 元久の年号と筆者尊源と記名のあるものは、599冊のうちわずかに32冊である。
     1番古い書写銘のあるものは巻53で、元久元年5月8日となっている。しかし、この年号と筆者名は経文とは書体が異なっており、これは後世の記述である。
     この大般若経は、梶賀浦のはらそ祭りの読経に用いられ、そのため損傷もはなはだしく、元禄8年についで、大正2(1913)年宇治山田宮川堤の樫原成章堂が再修復している。

     

    安定寺大般若経

     

    安定寺大般若経概要

    指定区分

    市指定

    指定種別

    有形文化財(書跡)

    指定登録日

    昭和30(1955)年9月10

    所在地

    尾鷲市曽根町230

    所有者

    安定寺

    一口メモ

    大和国忍辱山極楽院が出所

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    電話: 0597-23-8293 ファックス: 0597-22-0080   三重県尾鷲市中村町10-41

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