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岩船地蔵【いわふねじぞう】

[2015年8月10日]

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岩船地蔵

 岩船地蔵の本山は、栃木県下都賀郡岩舟町高勝寺であるが、享保のころ一人の角力取りが、一躰の地蔵尊を背負って馬越峠に来て岩船地蔵をまつり、茶屋を経営していた世古平兵衛家に婿入りしたと言われる。
 地蔵尊の高さ48cm、蓮台高15cm、船高16cm(船長72cm)、台座高32cmで、全高101cmである。
 岩舟には「享保八癸卯二月廿四日、施主茶屋平兵衛」と掘られており、西暦1723年にあたる。また、後世に補填されたと思われる台座には「水岸道飜信士」など水難海難とみられる6名の戒名が刻んであり、供養されたものであろう。
 岩船地蔵は古くから海難防止の地蔵尊として信仰され、尾鷲浦の船乗り・漁師たちが船出するとき、必ずこの岩船地蔵にお参りして出向いた。
 海難防止の信仰を集めた江戸初期の貴重な石造地蔵尊である。

 

岩船地蔵

 

岩船地蔵の概要

指定区分

市指定

指定種別

民俗文化財(有形)

指定登録日

昭和49(1974)年9月6日

所在地

尾鷲市天満浦

所有者

個人所有

一口メモ

馬越峠茶屋平兵衛まつる

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