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あしあと

    尾鷲わっぱ製作技術【おわせわっぱせいさくぎじゅつ】

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    尾鷲わっぱ製作技術

     「尾鷲わっぱ」の製作起源は不明であるが、江戸初期尾鷲林業の振興とともに山林従業者が急増し、これらの人々の食器として木製曲げ物(わっぱ)が既に使用されていた。同じころカツオ漁も盛んとなり、漁師らも専ら食器に「わっぱ」を愛用した。製作工程は45工程で入念に行われる。素性のよい尾鷲ヒノキ材を板に割り、水に浸けておき柔らかくしてから曲げ、桜の皮で継ぎ目を閉じ、漆を塗る。純粋な漆はヒノキ材によく浸み、剥げることはない。尾鷲わっぱは、平成6年(1994)10月19日には三重県指定伝統工芸品に認定されている。
     世古効史氏は、明治20年創業の「ぬし熊」の四代目。「ぬし熊」は、江戸期からの「わっぱ屋」である「ぬしや」の養子となった氏の曽祖父、熊市氏が「ぬしや」から分家して創設。現在、効史氏は唯一の尾鷲わっぱ製作者として、30年以上この道一筋に伝統を守り続けている。氏の製作する尾鷲わっぱは工芸品として逸品であり、さまざまなメディアで取り上げられている。また氏は平成17年(2005)8月24日に、当時の社団法人国土緑化推進機構から「森の名手・名人」に認定されている。

    尾鷲わっぱ製作技術保持者

     

    尾鷲わっぱ制作技術の概要

    指定区分

    市指定

    指定種別

    無形文化財(工技)

    指定登録日

    平成25(2013)年8月26

    所在地

    尾鷲市大字向井

    所有者

    世古効史

    一口メモ

    唯一のわっぱ製作者

    お問い合わせ

    尾鷲市役所教育委員会生涯学習課生涯学習係

    電話: 0597-23-8293 ファックス: 0597-22-0080   三重県尾鷲市中村町10-41

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