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最近の星の世界(2014年5月)

[2016年2月21日]

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☆最近の星の世界から☆

回る地球の画像


 3月末、西に傾くオリオン座を観ながら、周辺の星雲を写してみました。来年まで見えないということと、何か変化があった時の記録になるからです。
 オリオン座付近は冬の銀河が流れており、珍しい天体がたくさんあります。

カニ星雲 (M1=NGC1952)


  カニ星雲は、1054年に出現した超新星の残骸で、その形がカニの甲羅のように
  見えることからこう呼ばれています。日本では鎌倉時代の藤原定家「明月記」に記
  載があり、歳星(木星)と同じくらいの明るさになったといいます。ただし、出現は定
  家誕生以前のことで、代々伝わっていた記録を書き留めたといわれています。

  望遠鏡で観ると面積は分かるのですが、淡いためなかなか認識できません。カニ
  というより、佐渡島のような印象を受けます。


  2014.3.22 20:53' 81cmN焦点
  ISO 6400  露出15秒

エスキモー星雲 (NGC2392)


  エスキモー星雲は、ふたご座にあって「毛皮フードをかぶっているエスキモーのよ
  うに見える」ということで、この名前が付きました。惑星状星雲に分類され、太陽と
  同じくらいの星からガスが放出されているようです。見かけの直径が小さく、観察
  が難しい天体です。


  2014.3.22 20:43' 81cmN焦点
  ISO 6400  露出15秒

ハッブル変光星雲 (NGC2261)


  ハッブル変光星雲は、いっかくじゅう座にあって、ハッブル宇宙望遠鏡にも名前が
  つけられている変光を観測した米天文学者「エドウィン・ハッブル」の名を冠した星
  雲です。ハッブルは、長い間世界最大口径の望遠鏡として君臨したパロマー天文
  台のヘール望遠鏡のファーストライト(※)に、この天体を使いました。

 ※ファーストライトとは、望遠鏡の性能を確認するため最初に行われる観測のこと。
  ハッブル変光星雲は、ヘール望遠鏡で最初に撮影された天体になります。


  2014.3.22 20:37' 81cmN焦点
  ISO 6400  露出15秒

天宮1号


  天宮1号は、2011年9月29日に打ち上げられた中国初の宇宙ステーションの一部で、
  有人宇宙船「神舟10号」とドッキングを繰り返しました。2013年6月26日に神舟10号が
  帰還してからは空室(無人状態)になっています。

  小さいため非常に暗く、拡大画像を強調処理して辛うじて分かります(オリオン座の
  左を上から下へ飛んでいる光跡。※拡大写真の「←」部)。


  2014.3.28. 19:45' 14-24mm F2.8(20mm F5.6)
  ISO 1600 露出30秒


 

おまけ

工夫するみの虫


  玄関前の植木にみの虫がぶら下がっていました。よく見ると、ビニールの荷造りひ
  もを利用しています。発達していない口で食いちぎるのに、さぞ苦労したと思われ
  ます。

  それにしてもビニールの防水性をどこで学んだのでしょう。

四つ葉のクローバー


  幸せをもたらすという四つ葉のクローバーを見つけました(右下)。よく見ると七つ
  葉のクローバーも(中央)。

  この株では一つ葉、二つ葉、三つ葉、四つ葉、七つ葉が確認できました。

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