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あしあと

    最近の星の世界(2019年11月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:16962

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    ~ 尾鷲市立天文科学館より ~






     あきらめることなく
     つづけていと、おや? と
     思える瞬間に、ひょっこり
     気づけたりするもので……



    それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、どうぞよろしくおねがいしま~す!



    めずらしい光景



    はい こんにちは。天文科学館 撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。

     

     

    では 今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。



    月の「天の川渡り」


    先月10月31日から11月2日にかけて、三日月が天の川を越えていく様子が見られました。毎月起こる現象ですが、今回は織り姫・彦星の代わりに、木星と土星が付き添っていました。つぎに木星が同じ位置に来るのが12年後。土星は、29年後。タイミングが合っていないので、この現象は、しばらく見えないかもしれません。

     

    天文雑誌も騒げない、珍しい現象を見てしまったのでした。


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    天の川の渡し~舞台説明から

    月は1日に平均12度東へ動いていきます。ですので、ひと晩では天の川を渡りきれません。左の図は10月31日(右下)と2日後の11月2日(左上)の月の位置を表しています。 図としては目で見た感じの拡がりとなっていて、赤い枠は、撮影した望遠レンズの範囲です。(焦点距離300mm)

    StellaNavigator11

     

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    31日の三日月(月齢3.3)と木星。よく見ると木星の横には4個のガリレオ衛星が写っています。

     

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    2日の三日月(月齢5.3)と土星。詳しく見ると土星の衛星が6個写っているのですが、暗さで はっきりとは見えません。

     

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    木星の衛星(拡大)。 左から

      ガニメデ(Ⅲ)
      イオ (Ⅰ)
      エウロパ(Ⅱ)
      カリスト(Ⅳ)

     

    数遊び……?


    令和元年11月11日は、1が11続く珍しい日でした。


    1年11月11日11時11分11秒。 過去では平成22年2月22日22時22分22秒に、22200円の領収書を貰ったことがありました。ほかに平成12年12月12日生まれの人は、2012年12月12日に12歳になる、という例もあったそうです。




    さて、今回の中村山山頂ドーム発 「最近の星の世界」、


    いかがでしたでしょうか。以上、


    尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。





    湯浅さん、ありがとうございました!

     

    必然的偶然、といった言葉も

    ありますが、最初に天文学を

    はじめた いにしえの年代の

    方々たちも、「空」の織りなす

    あらゆる現象に さぞや

    おどろかされたことでしょうね……

     

    では 来月も、どうぞよろしくおねがいしま~す♪



    ~ 天文科学館からのご案内 ~



    天文科学館総合案内リンク



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    それではまた 次回の 星の世界で!

     



     

     

     

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