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あしあと

    最近の星の世界(2019年9月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:16885

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    ~ 尾鷲市立天文科学館より ~






     この夏の 夜間観望会の
     記録的な 連続「雨天中止」、
     9月に入ってなお、
     まだまだ 期間継続中と
     なっています……。



    それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、どうぞよろしくおねがいしま~す!



    雨のすき間から



    はい こんにちは。天文科学館 撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。

      

     

    では 今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。



    わずかなチャンス


    異常気象といいますが、毎日のようにてるてる坊主の出番です。台風も大型、超大型が珍しくなくなり、当月では千葉県館山市周辺も、強風がすごかったようです(ここは冬の恒星、カノープスが見えることで有名な地です)。

     

    今月、少しの雲の隙間から天の川にチャレンジしてみました。


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    北アメリカ星雲。

    横構図にすると、右側にペリカン星雲の、大きなくちばしが見えてきます。

     

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    はくちょう座γ(ガンマ)星付近。

    暗い散光星雲がいち面に広がっています。写真におさめると、不思議な暗黒星雲まで写ってきます。

     

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    大きな散開星団M11のある、天の川の濃いところ。

    いて座のグレート・スタークラウドに対し、スモール・スタークラウドと呼ばれています(M11は明るい星が2900個集まった、6000光年の距離にある球状星雲)。

     

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    はくちょう座の網状星雲。

    数万年前に爆発した超新星の残骸。現在も猛烈なスピードで広がっているとされています。撮影時は薄雲がかかっていたので、できればもう一度、あらためて撮影チャレンジしたい天体です。

     

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    アンドロメダ大銀河。

    今年も東天に昇ってきました。長雨のつづくあいだにも、秋はやってきています。




    さて、今回の中村山山頂ドーム発 「最近の星の世界」、


    いかがでしたでしょうか。以上、


    尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。





    湯浅さん、ありがとうございました!

    今年の夏はほんとうに

    お天気うかがいだけで

    過ぎていってしまうことに

    なりそうですね……。

     

    では 来月も、どうぞよろしくおねがいしま~す♪



    ~ 天文科学館からのご案内 ~



    天文科学館総合案内リンク



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    それではまた 次回の 星の世界で!

     



     

     

     

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