最近の星の世界(2023年12月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
~観察~
日の出
明けましておめでとうございます。
毎年元旦は初日の出。特に尾鷲は海から昇る初日の出が見事です。
小学生のころ、季節によって日の出の方角が変わるのを不思議に思った人もいるでしょう。夏になると、朝早く起きるのが大変で、観察をあきらめた人もいることでしょう。
この素晴らしい初日の出も、実は尾鷲市街からは海から昇る姿が見えません。
11月中旬から長期間晴れが続いたので、日の出の方向変化を観察してみました。
◎尾鷲湾内の島が、風景に大きなアクセントをつけてくれます。
◎日の出撮影では、雲が大きく芸をします。
日の出方向
およそ4日ごとの位置変化は、画面のようになりました。(約400枚の撮影を集約)
太陽は冬至まで、西へ西へと移動していくことが分かります。(方角:北から東回り)
海外では地上風景に邪魔されないように、正午頃1年間連続して撮影する例が見られます。1年間同じコマに撮影することは、天候もあり、大変な苦労と想像します。
太陽柱
展示写真刷新( 館内新展示の説明4 )
しし座群の大流星
撮影データ
2001年11月23日4時
17mm F3.5 + AVIS Ⅳ
ビデオ SONY TRV20
オリオン座賛歌
撮影データ
14~24mm F2.8 + D810A 30秒
はくちょう座 γ(ガンマ)星付近
撮影データ
2018年8月8日
ε-180ED + D810A
ISO 6400×60秒
尾鷲市立天文科学館天体観測指導員 湯浅祥司
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