最近の星の世界(2019年1月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
見えるかなあ どうかなあ……
すこし ハラハラ
させられて しまいましたが、
いかがでしょう、
みなさま ご覧に
なられましたでしょうか……?
それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、今回も よろしくおねがいしま~す!
部分日食
はい こんにちは。天文科学館 撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。
では 今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。
太陽観望
年始めの1月6日、全国で部分日食が見られました。
日食は星の世界の一大イベントなので注目されます。ところが、どういうわけか天気に恵まれないことが多く、2016年3月9日の部分日食は厚い雲に覆われ、時々小雨まで降る最悪のコンデション。世紀の金環食と言われた2012年5月20日の日食では、厚い雲の隙間から時々見えた程度でした。
今度こそ、と期待した今回の部分食でしたが、前半は雲が多く点をつけるとすれば50点あるかどうか。それでも、日食の進み具合を確認することはできました。小さな黒点も3つあり、こちらも良いアクセントとなりました。当日、28名のみなさんと当館施設内外からその様子を眺めながら写した日食画像、263枚から抜粋したものをご覧ください。
間隔は、およそ15分です。
※シャッターは観望された方にも押していただきました。
※機材カメラのファインダーに携帯端末を押しつけて撮影する方などもおみえになりました。
撮影データ
・望遠鏡 15cm FCT
・フィルター インコーネル(カナダ)
・カメラ D810A
・感度 ISO 6400
・露出設定 Auto
・画像処理 なし
これからの日食
・2019年12月26日(午後) 今回と同じ位の欠け方です。(食分0.37)
・2020年 6月21日 部分日食
・2030年 6月 1日 部分日食
・2035年 9月 2日 皆既日食
当日、晴れてほしいですね。
さて、本年最初の中村山山頂ドーム発 「最近の星の世界」、
いかがでしたでしょうか。以上、
尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。
湯浅さん、ありがとうございました!
観望会当日は 予期せぬ運試しとなりましたが、
本年も どうぞよろしくおねがいしま~す♪
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それではまた 次回の 星の世界で!
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