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あしあと

    最近の星の世界(2020年5月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:17233

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    ~ 尾鷲市立天文科学館より ~






     春……。
     たいへんな年のおとずれと
     なりましたが、それでも、
     天体はめぐります……。



    それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、どうぞよろしくおねがいしま~す!



    ~彗星~



    はい こんにちは。天文科学館 撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。

      

     

    では 今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。



    ふたつの彗星


    北極星とぎょしゃ座カペラの中間くらいの場所でいま、ふたつの彗星が一晩中見えています。といっても、大きめの双眼鏡でしっかり観察しないと見ることの出来ない明るさです。


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    左は、標準レンズで映した1枚です。近くに明るい星がないため、写っていてもなかなか探せません。


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    大きく拡大して注意して見ると、○のなかに微かに尾を出した姿があります。


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    アトラス彗星 (C/2019 Y4)


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    2019年12月28日ハワイ大学の小惑星警報システムの望遠鏡で発見された彗星で、明るくなると期待されていました。1844年の昼間にも見えたという記録の残る大彗星と同じ軌道を通ることと、発見時から急激に明るくなったため注目されました。ところが4月6日に核が数個に崩壊し、光度が上がりません。今回の撮影でも、7枚の光度測定平均は3月並の8.5等でした。


    5月末条件が良くなるので、期待して待つことにしましょう。なお、コマの中に写っている上側の輝点は、背景の星です。


    パンスターズ彗星  (C/2017 T2)


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    ハワイ島にある、移動天体や突発天体をサーベイしているパンスターズ望遠鏡で発見された彗星で、これも5月末明るくなります。ただし8等級なので双眼鏡がないと見えません。



    さて、今回の中村山山頂ドーム発 「最近の星の世界」、


    いかがでしたでしょうか。以上、


    尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。





    湯浅さん、ありがとうございました!

    ふたつの彗星……文字どおり、

    あかるい話題となって

    くれれば うれしいですね……。

    では 来月も、どうぞよろしくおねがいしま~す♪



    ~ 天文科学館からのご案内 ~



    天文科学館総合案内リンク



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    それではまた 次回の 星の世界で!

     



     

     

     

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