
~ 尾鷲市立天文科学館より ~

オリオン大星雲
オリオン大星雲です。
そろそろ西に傾いてきました。
上を人工衛星がかすめています。
よく見ると、真ん中にも。

ばら星雲
一眼レフカメラではなく、天体用冷却C-MOSカメラで挑みます。
とりあえず露出60秒で10枚。画像を重ねます。(加算平均)
原画はこんな画像になります。
画像ソフトで、不要な部分を削ったり、最初の色調調整をします。
すると、真ん中を人工衛星が横切っていました。
撮り直し!(予備撮像のコマを使用)
↑南
10枚撮り直して、画像処理。
色彩を整えたり、バックの暗さを調整します。
↑南
中央部分の拡大。
首をもたげる黒い星雲が見えてきました。
黄色の○印の中央に原始星から出る長いジェット(ハービック・ハロー天体)があります。(この画像では確認できません)

並ぶ数字
時は休むことなく、進んでいきます。
そんな中で、時々数字がきれいに並ぶことがあります。
2025年2月22日22時22分22秒、2が11並びました。
2222年には13個並びますが、見るのは難しいですね。
3になると「33日」がないので、様子が変わってきます。
ほかにも、○○山の標高が誕生日と同じ数字、とか○△□法が出来た日が誕生日だったりします。一度調べてみましょう。

親子でお花見縁日In中村山
3月23日(日) 「親子でお花見縁日in中村山」がありました。
天文館へは約100名の方がみえ、屋上でヨガや黒点観察がありました。1階では尾鷲ロータリークラブ様から寄付していただいた20cm望遠鏡で、天狗倉山山頂の大岩を眺めました。
ちょうどグループで登山された皆さんの姿が見られました。
1400万年前、紀伊半島で地球史上最大規模のカルデラが発生しました。それが熊野カルデラ、熊野北カルデラです。
桃頭島(とがしま)・佐波留島(さばる)・天狗倉山(てんぐらさん)・便石山(びんし)にその痕跡が残るといわれています。
東紀州が他地域と違う景観の理由が、このカルデラにあるとされています。

~ 天文科学館からのご案内 ~
そのほか当館からのご案内といたしまして、夜間観望会のご案内や、各種のイベント予定などがございます。また、中村山公園ご利用の皆さまにおかれましては、開館時間中、当館トイレはいつでもご自由にお使いいただいております。金曜日~日曜日の開館時間内には、公園内の遊具設備とともに、どうぞお気軽にご活用くださいませ。
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