最近の星の世界(2022年8月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
彩色千輪
8月6日、3年ぶりに尾鷲で花火大会が開かれました。あいにくの小雨の中、カメラに傘をさしての撮影でした。微風があり、天文館からは直前の煙が沖へ流れていったので、クリアに観ることができました。
皆さんのお目当ての一つは、最後の大仕掛け幕開けに打ち上げられる10発の花火による、彩色千輪でした。
人工衛星
夕方や明け方にはたくさんの人工衛星が見えます。
8月1日には-3.4等になる明るい国際宇宙ステーションが見えたので撮影しました。露出15秒で撮影し10枚重ねてあります。
ていねいに見みると、合計5個の人工衛星と5機の飛行機が写っていました。
赤い数字人工衛星、黄緑は飛行機です。
画面を拡大して探してみましょう。
ISS :国際宇宙ステーション
USA 234 :アメリカの軍事衛星
メシエカタログVer.2に向けて
2年前みんなで写して完成したメシエカタログ。対象によっては空の条件が整わない中、不本意なカットもありました。
これはカタログのさそり座・球状星団M4です。下は7月末、空の状態が良い時撮り直した一枚です。
まるで別天体のように見えませんか? 明るい星を辿っていくと、同じ天体であることが分かってきます。
天文館では空の良い晩に、メシエ天体の撮り直しを始めています。
撮影協力をお願いした時は、よろしく !
2022.7.23.20:19:10~20:30:50 81cm+D810A
ISO 6400 60秒×10枚 (RAW)
尾鷲市立天文科学館天体観測指導員 湯浅祥司
~ 天文科学館からのご案内 ~
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