最近の星の世界(2019年5月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
新時代……
じつはそれも、毎日の
積み重ねの ほんのいち部でしか
ありません。ただ、そんな
毎日こそが ほんとうは、
特別な日々の くり返し
なのかもしれない
だけなのです。
それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、どうぞよろしくおねがいしま~す!
めぐる時代
はい こんにちは。天文科学館 撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。
では 今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。
令和の日の出
東南東には月齢26の三日月と金星が見えています。5時4分50秒、水平線から太陽上縁が見えてきました(天文学でいう日の出)。しかし薄雲があるようで、なかなか光度が上がりません。できれば尾鷲からの撮影であることがわかる写真にしたいので、10分ほど、その機会を待ちました。
釣り客を乗せた船の動きが激しくなり、鳥たちも飛び始めました。
広角や望遠レンズを使って、たくさん(300枚ほど)写しました。
撮影時から気づいていたのですが、やはり雲の加減からか、太陽を取り巻く光輪が、いつもと違うような気がします。持ち帰って画像処理してみると、なんとハート形が出てきました。
M87~ブラックホール
私たちの天の川銀河は半径およそ300万光年の中に、約35個の銀河が集まって局部銀河群を形成しています。この銀河群はさらに大きな銀河の集団・おとめ座銀河団に含まれています。
5月4日の観望会では、大望遠鏡の視野に3個の銀河が同時に見られ、その多さが印象的でした。
さて、今回の中村山山頂ドーム発 「最近の星の世界」、
いかがでしたでしょうか。以上、
尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。
湯浅さん、ありがとうございました!
天文のフシギは、まさしく
日進月歩なんですね……。
では 来月も、どうぞよろしくおねがいしま~す♪
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それではまた 次回の 星の世界で!
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