最近の星の世界(2023年4月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
スムーズ撮影
3月は金星・木星と月が接近して、久し振りに見応えのある星景を見ることができました。
月末には火星に月が接近し、少し暗かったのですが見ることができました。
このような現象をスムーズに撮影できないものかと、望遠鏡を使わず撮影してみました。
少し長めの焦点距離のレンズが要りますが、案外簡単に写りました。
デジカメと三脚のある人は、試してみてはいかがでしょうか。
左側の星が火星です。深夜にはもう少し接近しました。
撮影データ
1/100秒 ISO 12800
f=500mm F=8.0
オリオン大星雲が見えていたので写してみました。
少し流れているものの、星雲は写っています。
2.5秒 ISO 51200
f=500mm F=8.0
オリオン座の三つ星です。
月明かりのある空ですが、13等星まで写っています。
2.5秒 ISO 51200
f=500mm F=8.0
スバルは西の空で沈みかけています。
2.5秒 ISO 51200
f=500mm F=8.0
望遠鏡を使わなくても、メモ代わりに、十分写ることがわかりました。
サクラ巡り
尾鷲トンネル南側のクマノザクラ。3月19日にはほとんど散っていました。
小型で淡色なサクラです。
熊野古道八鬼山峠入り口の玄工山で、3月24日撮影。
この枝は7分咲き。
同じ玄工山。3月24日。
同日の同じ場所。
桜の花の様子が分かります。
足元は、花の絨毯です。
桜の開花が早くなってきたようです。入学式には、やはり桜の花が似合います。
尾鷲市立天文科学館天体観測指導員 湯浅祥司
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