最近の星の世界(2019年2月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
天体の 写真なんて
設備さえ 整えることができれば、
どれでも きれいに 撮れるもの
なんて 思っては いませんか……?
当館の 自慢のひとつ、それは
この 「写真たち」 なんです
それでは中村山からの天体解説、湯浅さん、よろしくおねがいしま~す♪
星の写真
はい こんにちは。天文科学館の撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。
では さっそく、今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。
天体と写真
星の写真は、最高のレンズで最良の空を選んで写します。
宇宙空間が背景となるため、写真は冷ややかな感じとなりがちです。そこで、星の色を強調したいときなどに「ソフト・フィルター」を使うことがあります。これで、芯のない柔らかい写真に仕上がるようになります。
つぎの「すばる」は、逆に薄雲がかかったときにあえて写したもの。フィルターを使った写真のように,星の色が良く出ています。
「シリウス」も写してみました。
こちらは、1月8日撮影の「ウィルタネン彗星」です。
長い尾が写らないかな、と右側を大きく開けたのですが、残念、写りませんでした。
運、時間、情報、機材……。万全の準備を施し、それらを消費してもなお、写るか写らないか。すでにそこからが挑戦となる世界、それが、天体写真なのです。
さて今月の中村山 山頂ドーム発 「最近の星の世界」、
いかがでしたでしょうか。以上、
尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。
湯浅さん すてきな天体写真
いつもありがとうございます!
来月も どうぞよろしくおねがいしま~す♪
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ではまた 次回の 星の世界で!
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