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あしあと

    最近の星の世界(2018年3月)

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    ☆最近の星の世界から☆

    最近の星の世界 2018.3月

    地球儀

    月面名所めぐり

     春は月の高度が高く、3月24日は60度近くありました。それに空気が澄んでいて風がなかったので、きれいな月面写真が撮れました。ちょうど「名所」といわれる地形が3つ写っていました。

    月の写真(平成30年3月25日 19:34撮影)

     月面には各所に名前がつけられているのですが、今回、月面”X”(エックス)、ヒギヌスの谷、アルプスの谷と呼ばれる3点が綺麗に写りました。

    月面”X"

    月面”X"

     月面”X"は、ブランキヌス、ラ・カーユ、プールバッハという3つのクレーターに囲まれた辺りに太陽が当たり始めると見える地形です。上弦の月の頃の2~3時間だけ観察できます。

    ヒギヌス谷

    ヒギヌス谷

     ヒギヌス谷(右)は、小さなクレーターがつながっている部分もある浅い谷です。
     アリアデウス谷(左)は、ヒギヌス谷の左に続く広い谷で、その先には1969年に人類が初めて月に着陸したアポロ11号の着陸点があります。
     長さはともに220kmもあります。

    アルプス谷

    アルプス谷

     アルプス谷は、長さ180km、幅10kmの裂け目です。真ん中に筋が入っていて、小さなクレーターがつながっています。

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    尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)
      開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)/夜間【好天時のみ】19時00分~21時30分(金曜・土曜)
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