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あしあと

    最近の星の世界(2025年9月)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:23210

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    ~ 尾鷲市立天文科学館より ~

    天文科学館総合案内リンク

    2025年9月8日 皆既月食

      

    9月8日早朝、皆既月食がありました。天文館では夜半過ぎのことなので、観望会を開きませんでした。天気も完全ではなく、直前まで天気(雲量)予報を確認していました。

    観測を始めると今までかかっていた薄雲が晴れ、きれいな星空になりました。皆既月食の様子をご覧ください。

     

    皆既月食始まり

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    2時30分

     

    皆既食開始と食甚の間

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    2時50分

    月は背景の構成と動きが違うため、見えている星が変化していきます。

      

    食甚(しょくじん)

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    3時11分

    最も食が深くなる頃です。
    月面が最も暗くなり、肉眼で見ていると、一瞬月がどこにあるか分からなくなります。
    星空がきれいに見えています。特に、銀河がみごとです。

     

    食甚と皆既食の終わりの間

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    3時53分

    東側が明るくなってきました。もうすぐ皆既食の終わりです。

     

    皆既食の終わり

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    皆既食が終わり、急に明るくなります。

    自動運転している望遠鏡にカメラを取付け、シャッターを押し続けました。
    1分間に一度、合計140回。 押し忘れのないよう、タイマー付きのシャッターを使いました。

     

    5枚の画像を重ねてみましょう。

    月が通っていった地球の本影が浮かんできます。


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    重ねた画像には、図のような場面が写っています。


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    月は地球の本影に完全に入り、皆既月食が始まります。

    本影の真ん中を食甚(しょくじん)といいます。

    月食が進み、本影を出ると皆既月食が終わり、三日月が見えてきます。

    今回は、皆既時間(1時間23分) が長いという特徴がありました。

    撮影データ: ε-180ED      (500mm/2.8) + D810A    ISO200  露出1秒

     

    次の皆既月食は来年2026年3月3日(火)にあります。

    皆既が20時から21時に起きるので、ちょうど見やすい時間帯になります。期待しましょう。

      


     尾鷲市立天文科学館天体観測指導員 湯浅祥司

     


    ~ 天文科学館からのご案内 ~



    天文科学館総合案内リンク



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