最近の星の世界(2018年12月)
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~ 尾鷲市立天文科学館より ~
夜空は 気まぐれ……
だからこそ
しずかな魅力に
あふれているのかも
しれません
それでは今回も 中村山からの天体解説、湯浅さん、よろしくおねがいしま~す!
今年の 冬の お客さま
はい こんにちは。天文科学館の撮影および解説担当、天体観測指導員 湯浅祥司です。
では さっそく、今月もまいりましょう 「最近の星の世界」。
ウィルタネン彗星
いま、ウィルタネン彗星(Wirtanen ワータネン彗星)が夜空を通過中です。
1948年に発見されたこの彗星は太陽と木星とを巡る軌道を通っており、「木星族周期彗星」と呼ばれています。2018年現在、12月16日に地球に大接近すると騒がれてはおりますが、なにぶん宇宙のこと。最接近といえど地球との距離は約1170km、地球~月までの距離に換算して、約30倍にあたります。周期彗星としては現在、343個もの星々が登録されており、有名なハレー彗星が、そのNo.1となります。余談ではありますが、秦の始皇帝も見たとの記録さえも残っているこのハレー彗星、つぎに地上から見ることのできる機会は、約43年後と言われています。
恒星 リゲル
M42 オリオン大星雲とその付近
さて、今月の中村山 山頂ドーム発 「最近の星の世界」、
いかがでしたでしょうか。以上、
尾鷲市立天文科学館 天体観測指導員、湯浅祥司でした。
湯浅さん、ありがとうございました!
来月も よろしくおねがいしま~す♪
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ではまた 次回の 星の世界で!
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