ページの先頭です

最近の星の世界(2015年10月)

[2016年3月6日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

☆最近の星の世界から☆ 2015年10月15日

回る地球の画像

 秋の夜長。ようやく天候も安定してきました。

 今回は「光害(ひかりがい)」について、簡単に説明します。

 下の画像は西空にある土星の下から姿を現した国際宇宙ステーション(ISS)です。高度はおよそ400km。地球をおよそ90分かけて一周しています。時速は27,700km。ちょっと想像できない速さです。

 いつどこを飛行するかはインターネットにつないで、観測する場所を入力、計算してもらうと正確な図で表現されます。それを元に、どこでどんなレンズで写すかを決め、その時を待ちます。

 この画像ではカメラを三脚に載せて10秒露出を7枚撮り、パソコンで合成してあります。1枚にすると露出オーバーで真っ白になってしまいます。

 

国際宇宙ステーション(ISS)

ISS 便石山、大台ヶ原方面

海外便の飛行機は尾鷲上空で大きく進路を変更します。この画像でも便石山もしくは大台ヶ原山上空で舵を切っているのが分かります。

 下に見えるのは夜空を明るくしている光で、「光害(ひかりがい)」といわれるものです。山の後ろの光は大阪方面から来るものです。

天狗倉山から見た天の川と「光害(ひかりがい)」

ISS 天狗倉山方面

 カメラを天狗倉山方向に向けてみます。ちょうど天の川が見えています。でも、なんだか暗いですね。天狗倉山をシルエットにしているのは濃尾平野、名古屋方面から来る余計な光であり、光害です。「光害」は公害と閣議でも決定されており、環境省においても定義付けられています。

三木里の天の川

三木里の天の川

一山越えて、三木里へ行ってきました。ご覧の通り、素晴らしい天の川が見えました。30分前は曇っていたとは想像できません。銀河系の中心方向は山頂付近に見えています。明るいところです。入り乱れた暗黒星雲もよく見えます。天の川を初めて見た人は、雲と勘違いします。
※暗黒星雲とは、背後の恒星などの光源によって影として浮かび上がる星間雲(周囲よりも高密度の星間ガスや宇宙塵がほかの空域より濃く集まっている領域)をいいます。

イリジウム衛星のフレア

 その半時間後、やや雲が出てきたなぁ、そろそろやめておこうかなと思ったとき、びっくりするようなイリジウム衛星のフレアが見えました。写っていないかな・・と思いながら数分間辛抱しました。再生してみるとご覧の通り。めったに見ることのないフレアをキャッチしていました。(画像中段左端)
 この画像は焦点距離14mmという超広角レンズのカメラをモータードライブ付赤道儀に載せ、3枚 をパソコンで合成したものです。露出は30秒間×3枚です。
 2枚の画像を拡大してみるといくつかの暗い人工衛星も写っています。

※イリジウム衛星とは、衛星携帯電話に使用する通信衛星のことで、「イリジウム計画」に沿って打ち上げられた衛星です。当初は77個で運用する計画であったため、原子番号77番イリジウムの名を冠しています。イリジウム衛星には、鏡のような反射率の高い金属製アンテナ板が3枚設置されており、太陽の光が反射すると地上で衛星反射光による閃光「フレア」が観察できます。

八つ葉のクローバー

八つ葉のクローバー

 何人かの方に四つ葉のクローバーの種を配りしたのですが、長雨で芽が出なかったケースが多いかもしれません。
 種を採った株には、八葉のクローバーができました。下の葉は普通の?四つ葉のクローバーです。

ご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

(注意)お答えが必要なお問合せは、直接担当部署へお願いいたします(こちらではお受けできません)。

お問い合わせ

尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)
  開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)/夜間【好天時のみ】19時00分~21時30分(金曜・土曜)
  TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525 E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp