【特集】最近の星の世界【金環日食】
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☆ 金環日食 ☆
2012年5月21日朝、尾鷲地方でも金環日食が見られます。今回は、金環日食予報としてみなさまにお知らせしたいと思います。
5月21日朝の金環日食について
尾鷲地方で見られる(見られた)金環日食は次のようになります。
西暦 | 状態 | 様 子 |
---|---|---|
1210.12.18 | 金環日食 | 輪内地区を中心が通った |
1730.7.15 | 金環日食 | 尾鷲地区を中心が通った |
2012.5.21 | 金環日食 | 今回 |
2041.10.25 | 金環日食 | 南伊勢以北 尾鷲では部分日食 |
2312.4.8 | 金環日食 | 今回のように真ん中にこない |
2914.6.15 | 金環日食 | 今回のように真ん中にこない |
尾鷲を基準にすると、前回は282年前。次回は300年後で、今回より条件が悪そうです。
皆既日食はどうでしょうか。ここ1500年は、全く見えないようです。
西暦 | 状態 | 様 子 |
---|---|---|
1524.7.31 | 皆既日食 | 日の出前で見えず |
1852.12.11 | 皆既日食 | 熊野まで 尾鷲では部分日食 |
2947.9.6 | 皆既日食 | 伊豆半島~長野 尾鷲では部分日食 |
【注意】 日食中の太陽光は予想外に強いので、絶対に直接見ないようにしましょう。
手に入れば、電気溶接用の遮光ガラス(DIN 12~ 13)がおすすめです。価格は500円位です。
5月21日の金環日食(予報)
尾鷲では6時15分から欠け始め、7時前にはこのような形になります。
-6時52分-
太陽・月・地球(尾鷲)が一直線に並ぶのは7時29分過ぎです。前回見られたのは282年前、次回は300年後になります。2312年のようすは、今回のようにきちんとまん中に来ないと予想されます。
今回、月までの距離は40.26万km直径は角度で29.7分太陽は約31分なので、指輪のようなリングが残ります。
-7時29分-
そのご8時54分の終了まで、太陽は徐々に大きくなっていきます。晴れて欲しいですね!
-9時11分-
天体観測指導員 湯浅
お問い合わせ
尾鷲市立天文科学館(※金曜・土曜・日曜のみ開館)開館時間:9時30分~17時00分(金曜・土曜・日曜)
TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525
E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp
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