最近の星の世界(2012年12月)
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:8663
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

☆ 最近の画像から ☆

世界中どこにいてもかけられる便利な携帯電話があります。「衛星携帯電話」というものです。普通の携帯電話と比べて少し大柄ですが、エベレスト山頂からも連絡できる優れものです。・・・難点は1台25万円することと、通話料が高いことでしょうか。
この携帯電話が使えるようになったのは、常時66個のイリジウム衛星が軌道を巡っているからなのです。天文ファンにとっての楽しみは、
稀に衛星に取り付けられている3枚の平らなアンテナに太陽が反射するときの、ギラッと輝く「閃光」を見られることです。
11月24日の宵、尾鷲でかなり明るい現象を観測できました。ご覧ください。

イリジウム53号の閃光
カシオペア座のすぐ上にあります。
Nikon D700+14-24mm/(24mm)F2.8 5秒×10枚合成 ISO400
2012.11.24 17:27:54(極大)
上の拡大画像。

天王星
11月9日、観望会が一段落しふと天王星を見ると、落ち着いた像。
カメラを持ってないのでコンパクトデジカメでパチリ。
3枚合成しました。
独特の色に注目。

思い出のしし座流星群
11月17日宵は、数は期待できないものの、しし座流星群が見えるはずでした。
天気の回復を待って18日に撮影トライしましたが、短時間では収穫なし。
2001年の「しし座流星雨」が懐かしくなり、当時の画像をご紹介します。
2001.11.19 3:21 魚眼レンズ
2001しし座群 最大級の流星(1)
2001.11.19 4:01:35
マスターレンズ 17mm/F3.5
光電子倍増管:浜松フォトニクス C3100(ビデオ映像)
2001しし座群 最大級の流星(2)
2001しし座群 最大級の流星(3)
流星を囲む虹のような光は衝撃波?
高度80-100kmの現象なのに、爆発音がしたような・・・
お問い合わせ
TEL:0597-23-0525 FAX:0597-23-0525
E-mail:tenmon2002@orion.ocn.ne.jp